広島の大瀬良大地投手が26日、来季新たに野手キャプテンに就任する野間に主将としての心構えを説いた。今季投手キャプテンを務め、来季は選手会長に就任するエース右腕。「キャプテンとしての力量だったりは、まだあるかどうかは正直分からない。ただ、そこに向かって頑張っていく過程というものもすごく大事」と言葉を向けた。
野間に対しては、自身が佐々岡監督に推薦してキャプテン就任が決まった。「他にもなっていいんじゃないかという選手もいましたけど(野間は)年齢的にも、いい年。僕の1コ下。ロッカーも近くて、結構周りを見ながらということができるなと」と推薦理由を明かした。
野間は、リードオフマンとして期待されながら、過去に規定打席到達は1度(18年)。チームリーダーとして年間を通した活躍が求められる。「チームにとっても必要な存在ですし、成長して成績もしっかりと残していかないといけないと思う。そういったいろいろなことも考えて推薦させてもらいました」と期待を込めた。
一方で同期で投手キャプテンを引き継ぐ九里に対しては「亜蓮らしく頑張って欲しい」とエール。引き継ぎなどは行わないという。「あまり言っちゃうと、彼らしさがなくなっちゃうかなと思ったりする。しっかり成績でも引っ張っていけるものを積み重ねてきてるでしょうし、その中で彼らしく投手陣を引っ張ってってくれたら、みんな付いていってくれるんじゃないかなと思います」と語った。