【高校野球】古豪・芦屋の上野優斗はプロ注目 打率4割5分の142キロ右腕 巨人などがすでに視察

スポーツ報知
プロ注目の古豪・芦屋の上野優斗

 1952年夏の甲子園で優勝した古豪・芦屋(兵庫)にプロ注目選手がいる。上野優斗投手(2年)は188センチ、89キロの屈強な体を生かし、5種の変化球を操る最速142キロ右腕。打っても高校通算打率4割5分、9本塁打の4番打者。「プロを意識しながらも、投打でもっとチームを引っ張る」と来年のラストイヤーに燃えている。

 芦屋は甲子園に春夏通算12度出場し、優勝、準優勝、ベスト4が各1回。戦後の高校野球を彩った県立高だが、甲子園出場は59年春が最後。現在の部員は16人しかいない。今夏は県4回戦で名門・報徳学園に1―7で敗れた。しかし、「上野がまともに打たれた安打は2、3本で、失点はミス絡み。楽しそうに抑えていた」と木村和人監督(48)。上野も「内角を突く真っすぐは通用した」と自信を深めた。今秋も阪神地区予選で敗退。しかし、巨人など複数球団のスカウトがすでに視察している。

 小学1年の時に東京ドームで巨人・菅野の投球を見て「プロになる」という夢を抱いた右腕。今オフは最速145キロを目指してフィジカルを強化中。体重3~4キロの増量に成功した。理学療法士の資格を持つ母・邦子さんはプロの投球動画を参照しながら、適切な腕の振り方などを指導。「プロになって、ハワイ旅行に連れて行ってよ!」と、おねだりする“コーチ”に、「恩返ししたい」と上野。“元名門の二刀流”が来年のドラフト戦線を沸かせる。(南 樹広)

 ◆上野 優斗(うえの・ゆうと)2004年12月16日、神戸市生まれ。17歳。横浜市立太尾小1年で野球を始め、4年時に神戸市立高羽小に転校。鷹匠中では軟式野球部。芦屋高では1年夏から中堅手で投手も兼任。2年秋から背番号1。右投右打。

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