2022年がスタートした。21年はヤクルトが日本一に輝いたが、今年のプロ野球はどんな戦いになるのだろうか。各球団の担当記者がイチ押し選手を紹介する。
立浪新体制で大化けしそうなのが2年目の三好だ。野手転向からわずか2年でドラフト指名され、昨春は1軍キャンプも完走。開幕後は1軍出場こそなかったが、2軍でチームトップタイ89試合出場と十分経験を積んだ。秋季キャンプでは、指揮官から「素晴らしい体力。少々練習しても壊れない」と高評価。根尾や岡林とともに右翼のレギュラー候補へ名前が挙がった。小学時代は毎食1リットルの牛乳を飲み干すのが日課で、そのおかげもあってか15年以上の野球人生で骨折は一度もなし。無尽蔵のスタミナと練習量で、一気にブレイクを目指す。(2021年中日担当 長尾隆広)