神戸は24日、契約満了により今季限りで浦和を退団した元日本代表DF槙野智章が完全移籍で加入すると発表した。
広島市出身の槙野は2006年に広島でJリーグデビュー。10年にドイツ1部ケルンに移籍し、12年から浦和でプレーしてきた。浦和で最後の試合となった19日の天皇杯決勝戦・大分戦では後半に途中出場すると、ロスタイムに勝ち越しゴールを挙げて3大会ぶり8度目の優勝に大きく貢献した。
神戸は守備の柱だったベルギー代表DFフェルマーレンが今季で退団。浦和で2017年ACLなど多くのタイトル獲得に貢献した実績を評価し、経験豊富な34歳のベテラン白羽の矢を立てた。
槙野はクラブを通じ「ヴィッセル神戸で新しい挑戦ができる事にワクワクしています。Jリーグ、そしてアジアでNo.1になれる力を持っているチームだと思っています。その中で自分の役割、力を最大限落とし込み、精一杯ヴィッセル神戸の為に闘いたいと思います。皆さんスタジアムでお会いしましょう! サッカー界のお祭り男 槙野智章」とコメントした。