鈴木みのるVS永田裕志、完走のメリー・クリスマス…金曜8時のプロレスコラム

鈴木みのる(左)と永田裕志のエルボー合戦(新日本プロレス提供)
鈴木みのる(左)と永田裕志のエルボー合戦(新日本プロレス提供)

 新日本プロレス「ROAD to TOKYO DOME」が23日、東京・後楽園ホールで開催され、鈴木みのると永田裕志の因縁の53歳対決が、タッグマッチで実現した。11月28日に永田がプロモーターを務めた「Blue Justice X ~青義復活~」(千葉・東金アリーナ)での対決が「年内最後と見られる」とこのコラムで書いてしまっていたが、まだ“年の瀬需要”があった。

 24日に後楽園ホールでの年内最終戦で行われる「KOPW 2021」争奪戦で保持者の矢野通と挑戦者の金丸義信の最終前哨戦として、永田裕志と鈴木みのるがそのパートナーとして登場した。KOPW争奪戦のルールは、ファン投票の結果、金丸提案の「忘年会マッチ ウイスキーコース」に決定。その引き立て役を買って出た形だが、コロナ禍を盛り上げてきた計106歳のエルボー合戦は健在だった。

 試合は金丸が入場時から矢野の頭にウィスキーを浴びせる乱戦に。矢野がコーナーパッドを外すと、金丸が矢野の頭部をその金具むき出しのコーナーに叩きつけ、さらに頭をシェイク。矢野も持参したウイスキーを場外で一口飲んで「おいしー!」と叫び、金丸にも強引に飲ませる。金丸はそのウイスキーを矢野の顔面に噴射。さらにウイスキー瓶で矢野を殴り、口にウイスキーを注ぐ。ここでレフェリーが金丸の反則負けを宣した。

 金丸と矢野のウイスキー合戦に主役を譲った鈴木だが、バックステージで意味深コメント。「2021年、新日本プロレスでの鈴木みのるは今日で終わりだよな。来年だよ、来年。2022年、俺は、行くぞ、行くぞ、行くトコ行くぞ。要求するモンは要求させてもらうぞ。そのための準備は、ずーっと、ずーっと、夏からずーっとやってんだよ」

 永田は「試合した気がしねぇよ。こんな試合でいいのか、新日本プロレス!」と悲しい叫び。永田は24日の年内最終戦で天山広吉、小島聡と組んでジェフ・コブ、グレート‐O‐カーン、アーロン・ヘナーレ組と対戦するが、鈴木とはこの日が正真正銘の最終決戦となった。年明け1月4、5日の「WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム」では、鈴木も永田も出番がない。昨年は1・4第0試合の「ニュージャパンランボー」でそろってサプライズ登場し、エルボー合戦を繰り広げたが、2022年は転換期を迎えるのか。同世代として見続けたい。(酒井 隆之)

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