無良崇人氏、羽生結弦の4回転半は空中の回転速度維持できれば、成功の可能性は高い

スポーツ報知
羽生は練習で4回転アクセルに挑み着氷に成功(右から左へ連続合成写真=カメラ・矢口 亨)

◆フィギュアスケート ▽北京五輪代表選考会・全日本選手権 第1日(23日、さいたまスーパーアリーナ)

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(27)=ANA=が23日、北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権の公式練習に臨み、前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)をほぼ片足で着氷した。26日のフリー「天と地と」で、「全うするのが僕の使命」と言い切った大技の世界初成功を目指す。14年四大陸選手権優勝の無良崇人さんが、会場で見た羽生の4回転半ジャンプを解説。自身も2012―13年シーズンの時に練習で何度か挑戦したことがあり、あとわずかで成功できると指摘した。

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 会場で羽生選手の練習を見ていましたが、4回転半ジャンプは、ほぼ成功させられるところまで来ていると感じました。以前、練習している姿と比べても、フィジカルが強化できているというか、空中に上がっていく感覚は圧倒的に向上していました。跳ぶ瞬間のタッチが良くなっていて、スピードを出してジャンプにいかなくても形になって、回りきれるところまで来ていました。足りない部分があるとすれば、空中で回転速度が少し緩んでいたように見えたので、それを維持できれば成功できると感じました。

 私も2012―13年シーズンの時に練習で何度かチャレンジしたことがありますが、空中姿勢を維持するのが本当に難しいと感じてました。試合では緊張感もありますが、モチベーションは一段上がると思います。もうひと伸びという印象なので、力まないでできれば成功できる可能性は高いと思います。(無良崇人=14年四大陸選手権優勝)

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