◆第66回有馬記念・G1(12月26日、中山競馬場・芝2500メートル)追い切り=12月22日、美浦トレセン
菊花賞を5馬身差で制したタイトルホルダー(牡3歳、美浦・栗田徹厩舎、父ドゥラメンテ)は、先週(15日)に続き、新コンビの横山和生騎手を背に美浦トレセンのWコースで追い切られた。
前を行く僚馬を6、7馬身追走する形でスタート。道中は手応えよく運ぶと、最後の直線では内から軽快に並びかけ、最後まで鞍上の手綱は動かないまま6ハロン82秒5―11秒6(5ハロンは65秒7)。半馬身遅れはしたものの、追えばまだまだ伸びそうな手応えでゴールした。
栗田調教師は「前に馬を置いて抜かせないようにしてもらった。並んでからのリズムも良かった。もまれると力みやすいところがあるので、ジョッキーには思い切って乗ってほしい」と話した。