「キャプテン翼」作者・高橋陽一氏、三浦知良にラブコール “電撃訪問”で南葛SC加入直談判

三浦知良との交渉を終え取材に応じる高橋氏(カメラ・岡島 智哉)
三浦知良との交渉を終え取材に応じる高橋氏(カメラ・岡島 智哉)

 世界的サッカー漫画「キャプテン翼」の作者で、関東2部南葛SCの代表取締役を務める高橋陽一氏(61)が21日、大阪府内で自主トレを行う元日本代表FW三浦知良(54)のもとを“電撃訪問”し、既に正式オファーを提示しているカズに加入を直談判した。世界的人気を誇るサッカー漫画の作者自らが移籍交渉の席につき、合計8クラブの大争奪戦となっているカズの獲得へ猛アピールした。

 キング争奪戦を制すべく、日本が世界に誇る漫画界の巨匠が直談判にやってきた。南葛SCの高橋代表はカズとの直接交渉の席につき、直々にラブコールを送った。

 「会っていただけただけでも光栄なことで、加入していただければ素晴らしいこと。思いの丈をぶつけさせてもらいました」

 「南葛SC」は、世界累計8000万部の発行部数を記録した「キャプテン翼」の主人公・大空翼が、まさに作中で所属したチーム名と同じ。高橋代表は「我々はキャプテン翼の世界観で(運営を)やっている。翼くんとカズさんの化学反応で、漫画でいうすごいこと、ワクワク感というか面白いことが起きるなと思った」と、オファーに至った経緯を明かした。

 カズも手応えを示したという。

 「世界でプレーした中で、(キャプテン翼の)世界での知名度の高さを実感しました」

 これまでカズと交渉を行った7クラブの中で最も下位となる“J6”の地域(関東)2部所属だが、元Jリーガーを多数擁し将来的なJリーグ加盟を目指す。15年の都2部昇格から徐々にカテゴリーを上げ、今月25日に行われる同1部との入れ替え戦で勝利すれば関東1部昇格となる。高橋代表も胸を張って言った。

 「世界に誇れるチームになりたいと思っている。カズさんが所属してくれるという事実だけでもすごいこと。来ていただきたい」

 ライバルはJ2琉球、JFLの鈴鹿、高知、FC大阪、シンガポール1部新潟シンガポール、関西1部おこしやす京都。南葛SCは7クラブ目となった。

 カズは12日から行ってきた自主トレを22日に打ち上げ、近日中にJ3・YS横浜と最後の交渉の場を持つ見通し。8クラブの条件や熱意、ビジョンを吟味し、年内にも移籍先を決める意向だ。「自分の気持ちに正直になって決めたい」とカズ。“翼くん”の情熱でキングのハートにゴールを決められるか。(岡島 智哉)

 ◆南葛SC 関東2部所属。東京・葛飾区を本拠とする。1983年に常盤クラブとして設立され、2013年に高橋陽一氏を後援会会長に迎えて現チーム名へ。15年に東京都3部優勝、17年に同2部優勝し、18年に同1部昇格。20年に優勝し、今季から関東2部へ。20年、百年構想クラブとしてJリーグから認定を受ける。主な現所属選手にMF楠神順平(元C大阪など)、FW佐々木竜太(元鹿島など)、FW石井謙伍(元札幌など)ら。

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