【大学野球】静岡大の148キロ右腕コンビ・井手駿と石田雄大が社会人野球入り

スポーツ報知
社会人野球に進むことが内定した静岡大・井手と石田(右)

 静岡大野球部の148キロ右腕コンビ、井手駿投手(4年)と石田雄大投手(4年)が社会人野球入りすることが20日、分かった。井手は都市対抗王者の東京ガス、石田は西濃運輸にそれぞれ内定。今秋ドラフトでは指名されなかったが、社会人で鍛え再びプロに挑戦する。

 日本一の名門で腕を磨く。井手は「優勝チームに入るのは重圧もあるけど、先輩方のいい所を吸収していきたい」と表情を引き締めた。再びプロに挑めるのは早ければ23年のドラフトとなる。「やるからには上を目指す」と誓った。

 石田は指名漏れ直後は大学院進学を考えていたが「野球で勝負できるのは今しかない」と決意。都市対抗38度出場の西濃運輸で主軸を目指す。「練習がきついと聞いたが、自分に合っていると思う。野球でご飯を食べていく覚悟を持って行く」と言い切った。

 共に高校時代の甲子園経験はなし。所属する浜松キャンパスは専用グラウンドがないため平日は少人数での簡単な練習しかできず、週末静岡キャンパスに出向く厳しい環境で競い合い、最速を148キロまで伸ばした。4年秋には15季ぶりの県リーグ制覇も達成。石田が「(井手の存在は)刺激になる」と言えば、井手も「石田がいなかったら速い球を投げようと思わなかった」とライバルに感謝した。

 石田は太陽電池、井手は半導体を専門とする“リケダン”の顔も持ち、卒業研究も大詰めという。学業も野球もコツコツ積み上げてきた雑草コンビは、東京Dで投げ合う日を夢見て力を蓄える。(武藤 瑞基)

 ◆井手 駿(いで・はやお)1999年5月19日、愛知・瀬戸市生まれ、22歳。小4でブルースカイ少年野球クラブ入りし、南山中、高蔵寺高を経て静岡大に進学。4年秋に最優秀投手賞を受賞。182センチ、78キロ。右投右打。

 ◆石田 雄大(いしだ・ゆうた)1999年7月8日、愛知・西尾市生まれ。22歳。小1で鶴城クラブでソフトボールを始め、刈谷東中から野球部に所属。刈谷高を経て静岡大に進学。4年秋に最優秀防御率(1・50)を獲得。174センチ、76キロ。右投右打。

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