DeNAでもプレーしたJFE東日本の須田幸太投手(35)が21日、今季限りでの現役引退を自身のツイッターで発表した。
「来年から野球部を離れ社業に専念します」「たくさんの熱い応援本当にありがとうございました」と感謝の思いをつづった。
須田は土浦湖北高で2年秋、関東大会優勝。3年時には「4番・エース」としてセンバツに出場した。早大ではリーグ戦通算8勝3敗。JFE東日本を経て、2010年ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団し、通算166試合に登板。16勝19敗、防御率4・81の成績を残し、闘志あふれる投球でハマスタを沸かせた。
19年からJFE東日本に復帰すると、同年の都市対抗では橋戸賞(最優秀選手賞)を受賞するなど、再びアマチュア球界で存在感を示した。プロアマで多くのファンに愛された右腕が、静かにユニホームを脱いだ。