【巨人】菅野智之、宮古島自主トレへ出発 キャンプ「最初から飛ばしていけるように」

自主トレ先の宮古島へ出発した菅野(左)と中川
自主トレ先の宮古島へ出発した菅野(左)と中川

 巨人の菅野智之投手(32)が20日、来季に向け「無双調整」で準備する決意を示した。見据えるのは沢村賞に輝いた17、18年のような最高級の領域で「それを目指してやろうと思います」とオフの練習プランを立てた。原監督が掲げる、先発の柱4投手を積極的に中5日で回す案を「大歓迎」とし、年間“フル無双”で期待に応える覚悟を見せた。

 この日は中川と羽田空港から自主トレ先の沖縄・宮古島へ出発。日程の都合で後日合流する鍬原、阪神・藤浪と練習する。2月のキャンプについては「最初から飛ばしていけるように、初日からブルペンに入れるぐらいの準備をします」と2・1の全開を目指す。例年ベテラン、主力は別メニューや独自調整が認められるが、今年の菅野はゆっくりやるつもりは全くない。それほど来季にかける思いが強い。

 昨オフは準備期間が短く今季は調整が難しい面があった。今オフは「早めから暖かいところでできるのはすごくプラス」と、温暖な宮古島で1月下旬までじっくり自主トレできる。すでに直球の強化や、砂浜ダッシュで足の指先を鍛える考えを示しているが、それらも含めて最大のテーマは「コンディショニングです」。2年連続沢村賞の17、18年のようなハイレベルのパフォーマンスを追究する。

 原監督は来季の先発について、柱の4投手は中5日で積極的に回して5、6人目は“育成枠”として間隔を空けながら起用する構想を持つ。菅野は「中5は大歓迎です。それに応えられるように、僕だけじゃなくて、みんなもしっかり共通意識の中でできるようにやっていきます」と戸郷や高橋を含め、投手陣全体で高い意識を共有する考え。先頭に立ってフル無双する2022年を思い描いた。(片岡 優帆)

菅野智之(17年8月5日撮影)
菅野智之(17年8月5日撮影)

 ◆菅野の“無双イヤー”と開幕前の自主トレ

 ▽17年 ハワイで3月のWBCに向け超難関「フォーシームチェンジアップ」挑戦。実戦では封印も新たな可能性を見いだした。(25登板17勝5敗、防1・59。最多勝、最優秀防御率、沢村賞)

 ▽18年 ハワイで「高速シンカー」に挑戦。腕を縦に振る意識が強まり直球のキレ、フォークの落差が増した。(28登板15勝8敗、防2・14。202投球回、200奪三振、10完投8完封と基準項目全クリアで2連続沢村賞、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振)

 ▽20年 ハワイで体の柔軟性を追究。胸郭回りや股関節回りの動きが良くなり「柔らかさと強さ」が融合。開幕投手から13連勝の日本記録を作った。(20登板14勝2敗、防御率1・97。最多勝、最高勝率、2度目のMVP)

自主トレ先の宮古島へ出発した菅野(左)と中川
菅野智之(17年8月5日撮影)
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