急死した神田沙也加さんが“もう1人の母”のように慕っていたのが女優の大地真央(65)だ。大地もまた神田さんを娘のようにかわいがっていただけに甚だしいショックで19日夜の時点でまだコメントしていない。
「マイ・フェア・レディ」のイライザは大地の当たり役のひとつ。神田さんは「この役を演じるのが悲願だった」といい、役に決まった際には「泣き崩れて叫んだ。舞台は何度も見ており“イメトレ”もできている」とまで語っていた。
今年2月には舞台「ローズのジレンマ」で13年ぶりに共演し「近づいたとは思わないけど、萎縮はしなくなった。認めてくださっていたらうれしい」と話していた。
大地は高校卒業後、芸能活動を休止して飲食店でアルバイトをしていた神田さんを「芸事をやめたら、もったいない」と説得し、自身の主演舞台に誘ったことも。神田さんは「私の道しるべであり、オーラを視覚化した人。いつか私もそんな光をまといたい」と羨望のまなざしで見ていた。