巨人の山口俊投手が16日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円増の推定年俸6000万円でサイン。背番号も「17」に変更となることを明かした。「過去の18、19年というところも含めてアップの評価をしてもらった。今季は戦力のために戻らせてもらったが、僕自身もこれといった成績を残せなかったし、チームとしても悔しいシーズンになった中で、過去も含めて評価してもらい感謝しています」と話した。
今季は6月に2年ぶりに巨人復帰すると、同23日のDeNA戦(富山)で6回途中1失点。復帰初登板初先発で642日ぶりとなる日本での白星を挙げた。だが、後半は11試合に先発するも0勝7敗と苦しんだ。オフは走り込みを中心に行う予定だと話し「心拍数を上げて、リカバリー要素を高める。原点に戻ってやらないとなと感じました」。来年は35歳となるが「僕もまだまだ老け込む年じゃない。ローテーションを守って先頭に立ちながら若い選手を引っ張っていけたら」と引き締めた。