元巨人の広畑塁が九州独立L「大分B‐リングス」入団 背番号52で「大分の川崎宗則になれるように」

スポーツ報知
九州独立リーグ「大分B‐リングス」に入団した広畑塁

 元巨人育成の広畑塁捕手(26)が来季は九州独立リーグの「大分B‐リングス」でプレーすることが決まった。広畑は17日、スポーツ報知の電話取材に応え、「この先もどこまで現役を続けられるかわからないので、まず地元九州でプレー出来ることはうれしい」と喜びを語った。背番号は「52」で、「大分の川崎宗則になれるように」と意気込んだ。(聞き手・小林 圭太)

 ―今季はオーストリアのプロ野球リーグでプレーしていたが、来季は「大分B‐リングス」でプレーすることが決まった。今の心境は。

 「まずは感謝したいです。色々な方々のお陰でまた野球ができる喜びを感じて、グラウンドで野球を楽しみたいです」

 ―背番号はオーストリアのウィーン・ワンダラーズ時代同様に「52」。その思いは。

 「大分の川崎宗則になれるように。チェスト魂を受け継ぎ、僕も宗さんの様な存在になりたいという願いを込めてです」

 ―地元(福岡)も近いが。

 「僕自身この先もどこまで現役を続けられるかわからないところはあるので、まず地元九州でプレー出来ることはうれしい。家族や友人含め、ファンの方々に球場に足を運んでもらえたらうれしいです」

 ―大分のイメージなどは。

 「温泉ですね。温泉につかって肌年齢を上げたいです(笑い)」

 ―9月上旬に日本に帰国後は、どんな生活トレーニングを。

 「宗さん(川崎宗則)と福岡で一緒に自主トレやらせてもらっています。この期間は体力的なところが中心ですね。打撃はやっぱり下半身が大事なので、下半身中心のウェートトレーニングやバッティングに関しても緩い球をしっかり打つことで、スイング軌道や体の使い方を見直しています」

 ―オフの取り組みは。

 「長打力やパンチ力を高めるために、今はとにかく体を大きくしたい。来年は80試合くらいはある。シーズンで体重も落ちてくると思うので夏場にかけて終盤、絶対きつくなってくる。今年も80キロ近くでオーストリアへ行ったけど、シーズンで73、4キロくらいまで落ちてしまって、ボールが飛ばなかった」

 ―海外で学んだことをどう生かしたいか。

 「オーストリアは野球があまりメジャーではなかった。だけどその分、ファンとの距離がすごく近かったです。そういうファンのみなさんとの交流については、もっと今まで以上にやりたいなと。お願いされれば何でも対応したいですし、応援してくれる人を大事にしたいと思っています」

 ―プレー面では。

 「どうすればアウト取れるんだろうというところを考えながらも、時には常識にとらわれないプレーの選択肢もあってもいいのかなと思っています。今まで取り組んできた座ったままのスローイングなども、オーストリアでの試合で何度か試してやってみました。磨けば試合で絶対使える、僕の武器にはなるのかなと思いました。なので、やってきたことは使ってみたい。日本野球でルールでダメとかないので、トライしたいと思っています」

 ―来季の目標は。

 「数字にはまずはとらわれず、守りに入らないようにしたい。失うものはないので攻めの気持ちで取り組んできたことを出来るか、やれるかだと思っています。今年は外野でも試合に出場しました。もちろん外野も出来るよう準備はしますが、個人的には来年はキャッチャー一本で勝負したいと思っています」

 ◆広畑 塁(ひろはた・るい)1995年6月17日、福岡県生まれ。26歳。東海大五(現・東海大福岡)高で甲子園出場はなし。立正大に進学し、2017年育成ドラフト5位で巨人に入団。20年オフに戦力外通告を受けた。ウィーン・ワンダラーズでは川崎宗則を慕って背番号は「52」をつけた。二塁送球1・8秒の強肩と50メートル6秒2の俊足。177センチ、78キロ。右投左打。

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