箱根駅伝初出場の駿河台大が最新鋭の水素・酸素カプセル導入 31歳ランナー今井隆生「疲れがとれます」

スポーツ報知
箱根駅伝に初出場する駿河台大に導入された最新鋭の酸素・水素カプセルに入る31歳の今井隆生

 第98回箱根駅伝(来年1月2、3日)に初出場する駿河台大に最新の水素・酸素カプセルが導入されたことが16日、分かった。東京・青梅市のAIM社が開発した水素カプセルは「酸素カプセルに水素の効力をプラスした業界初の製品」という。徳本一善監督は「睡眠の質が良くなるので、疲労回復に抜群の効果があります。ぐっすり眠れます。箱根駅伝直前のコンディショニングに大きく役立ちます」と話した。

 これまで、選手は、この最新鋭カプセルがある青梅市のAIM社の施設まで出向いていたが、AIM社のサポートによって埼玉・飯能市の選手寮に隣接した大学の施設内の一室に2台設置された。現在は、いつでもカプセルを利用することが可能。中学校体育教師を休職し、昨年4月に編入学した31歳の今井隆生(4年)「1時間くらい入ります。本当に疲れがとれます。特に首回り、肩がすっきりします。ありがたいです」とAIM社のサポートに感謝した。

 駿河台大はこの日、飯能市のキャンパスで箱根駅伝に向けた公式会見を開催。法大時代、箱根駅伝史上初めて金髪とサングラスの姿で走ったという伝説を持つ個性派の徳本監督は「この会見に臨む前に日本ハムの新庄監督の会見を見ました。ビッグボスではないけど、リトルボスくらいにはなりたいですね」とニヤリと笑いながら話した。

 「今、日本ハムでは新庄さんが一番、野球を楽しんでいると思います。僕もチームで一番、箱根駅伝を楽しみたい。そうすることで、選手も箱根駅伝を楽しめると思う」とリトルボスはビッグボスに倣う考えを明かした。

 駿河台大は、最新鋭の水素・酸素カプセルで体をリフレッシュさせ、さらに新庄流のメンタルで初の箱根駅伝に挑む。

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