15日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、この日の衆院予算委員会で新型コロナ対策で政府が用意した約1億4000万枚の布マスク、いわゆる「アベノマスク」の保管費用が約6億円かかることが明らかにされ、希望する自治体などへの配布案が明らかになった一件を報じた。
コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「フェアに伝えなきゃいけないのは、余ったマスクのうちのほとんどが介護施設用、重症化するリスクがある施設用のマスクが余ったんですよ。国民に配ったヤツはほとんど在庫がはけているんです」と、まずコメント。
「あの時はマスクがなかったから、緊急にマスクを集めなきゃいけないっていう事情があったことは僕は分かるんです。火事がないからって言って、消防署がなくていいということはないのと一緒で、緊急事態の時にマスクがない時にかき集めなきゃいけなかったのは、これはしようがないと思う」と続け、「ただ、保管費用はそれだけかかるんだろうから、別に活用するか廃棄しなきゃいけないとは思います」とした。
さらに「もったいないと言われるかも分からないけど、保管費用ということを考えたら、損切りというか、焼却してしまうとか、そちらの方がいいと思います」と結論づけていた。