◆第35回香港カップ・G1(12月12日、シャティン競馬場・芝2000メートル)
日本から出走したラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)が優勝。今年はすでに香港のクイーンエリザベス2世C、アメリカのブリーダーズCフィリー&メアターフを勝っており、海外G1・3勝はモーリスとエイシンプレストンに並ぶJRA史上最多タイの記録となった。同馬は今回がラストランで、今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖牝馬となる予定。最高の形で有終の美を飾った。
また、同じく日本からの出走だったヒシイグアス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)はゴール前のすさまじいたたき合いの末、2着に敗れたが、見事な日本勢のワンツーフィニッシュとなった。
レイパパレ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎、父ディープインパクト)は着外だった。