「最速」駒大か「最厚」青学大か 箱根駅伝2強バトル…担当記者展望

駒大・鈴木芽吹
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青学大・岸本大紀
青学大・岸本大紀

 第98回箱根駅伝(来年1月2、3日)に出場する21チームの登録選手16人が10日、発表された。その後、オンラインで行われた「監督トークバトル」で、2年ぶり6度目の優勝を狙う青学大の原晋監督(54)は、「パワフル大作戦」を発令。大会史上初めて登録選手16人全員が1万メートル28分台の自己ベスト記録を持つ。「チーム全員の力を結集して元気よくタスキをつなぎます」と、指揮官は箱根王者返り咲きに意欲を示した。

 「最速」か「最厚」か。1万メートル上位10人の平均記録トップで2連覇を目指す駒大と、登録メンバー全員が28分台という層の厚さを見せる青学大が2強と目される。単純な足し算では測れない戦国駅伝において、やや優勢なのは駒大。流れを引き寄せるエース田沢の爆発力は、留学生レベルだ。青学大は安定感で挑みつつ、経験者をそろえる5、6区で優位に立ちたい。

 追随するチームも実力は拮抗している。前回2位と躍進した創価大は、昨年以上の戦力をそろえる。出雲、全日本とも4位と不気味な国学院大も往路優勝を狙える布陣だ。オリンピアン三浦龍司(2年)を擁する順大、16年連続シード圏内とハイレベルな勝負強さを誇る東洋大、出雲駅伝初出場Vの東京国際大なども虎視たんたんと上位をうかがう。

 今季の学生駅伝では、各校ともやや失速があり、完璧な駅伝を見せていない。ミスがないのが一番だが、たとえ悪い流れとなっても踏みとどまれるだけのタフさも求められる。残り3週間。悔いのない調整で新春の箱根路を迎えてほしい。(箱根駅伝担当・太田 涼)

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