大手百貨店の偽通販サイトのトラブルが急増! 商品は偽物…宅配業者からの返金は困難

写真はイメージです
写真はイメージです

 何気なくSNSをスクロールしていると、目を引く広告が飛び込んできた。高級ブランドのバッグが「90%オフ」。さすがに、これは怪しい…と思ってスルーしたが、もし高齢の両親が見たら信じてクリックしてしまうかもしれない、と不安な気持ちにもなった。

 最近はさらに手口が巧妙化。百貨店「高島屋」のロゴや店名を無断で使用した非公式の偽通販サイトのSNS広告が問題となっている。高島屋もHP上で「迷惑行為を行うアカウントを確認しております。当社の対応といたしましては、偽アカウントを発見次第、スパム報告を行っております」「お客様にはご心配とご迷惑をおかけいたしますが、被害防止のために偽アカウントの投稿や広告をご覧になった際は、当該アカウントのブロックをお願いいたします」などと警戒を呼びかけている。

 国民生活センターによると、このような詐欺にあう人は増加しており、9月には相談件数が190件、前の月の2倍以上に急増。4月~9月までの6か月間では計791件にのぼり、消費者への警戒を呼びかけている。

 相談事例としては「SNS上の広告をきっかけに大手百貨店をかたった偽通販サイトに注文してしまった」「大幅な割引価格のブランド品を『代金引換』で注文したが偽通販サイトだった」「大手百貨店をかたった偽通販サイトに注文してしまい後日偽物が届いた」などがあるという。

 特徴や問題点としては、偽通販サイトには百貨店のロゴマークや名称が掲載されていること、百貨店の支店等が閉店することを理由に高級ブランド品を大幅な割引価格で販売するとうたう広告がきっかけになっていること、偽通販サイトで注文したら偽物の商品が届いたケースがあることなどだ。

 消費者へのアドバイスとして、同センターは「百貨店が通販サイトで高級ブランド品を大幅な値引きで販売することは通常はありません。百貨店の名称をかたった広告や偽通販サイトの可能性が高い」「百貨店のロゴマークや名称が掲載された通販サイトでも偽通販サイトの可能性があります 商品を注文する前に販売サイトを隅々まで確認しましょう」「代金引換で宅配業者に代金を支払って商品を受け取ってしまうと、後で商品が偽物だとわかっても宅配業者からの返金は困難」「不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう」などと呼びかけている。

コラムでHo!とは?
 スポーツ報知のwebサイト限定コラムです。最前線で取材する記者が、紙面では書き切れなかった裏話や、今話題となっている旬な出来事を深く掘り下げてお届けします。皆さんを「ほーっ!」とうならせるようなコラムを目指して日々配信しますので、どうぞお楽しみください。

社会

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請