古豪・流山が全戦コールドの圧勝V 中村中日打撃コーチも「圧倒的」 第5回中村紀洋杯東日本ブロックチャンピオン大会

スポーツ報知
決勝の1回無死二塁、流山・勝部の送りバントが安打となり好機が広がった

◆第5回中村紀洋杯東日本ブロックチャンピオン大会◇中学生の部▽準決勝 流山ボーイズ7―0藤岡ボーイズ▽決勝 流山ボーイズ8―1横浜泉中央ボーイズ(11月28日、群馬・上毛新聞敷島球場)

 中日・中村紀洋打撃コーチが大会会長を務める支部交流大会が東北、関東甲信越の中学生16チームを集めて開催され、創部44年目の流山ボーイズ(千葉)が初優勝した。中村会長も「圧倒的」と認めた全試合コールド勝ちの強さで古豪復活を印象づけた。

 点差に気付いていなかった。流山は8―1で迎えた決勝の6回、2番手・吉村莉一郎が無失点に抑えると、守備に就いていた選手は一目散にベンチへ戻った。球審に整列を促されてコールドで優勝したことが分かり、ようやく笑顔。それだけ集中していた。

 「みんな明るくて元気。オンオフの切り替えがしっかりできるチームです」と和田達也主将。併設する小学部出身メンバー(和田達、浜野玄希、吉田航志朗、山下諒太)が率先してベンチを盛り上げ、緊張から解放された選手たちは存分に力を発揮した。

 前日に前橋、大田水門をコールドで退けた打線は準決勝でも好調を持続。1回に「目標は巨人の岡本和真さん」という右の大砲・浜野の犠飛で先制すると、2回は2死満塁から2番・山下が右前2点打。3回に先発・中郷泰臣の適時打で加点し、5―0で迎えた5回は泉田莉音が犠飛を打ち上げ、なお1死三塁から7番・勝部匠亮がスクイズを決めて3戦連続7―0の5回コールド勝ちだ。

 決勝も初回に先制した。「どんな形でもいいから塁に出ることを心掛ける」1番・松尾優斗が一塁線を破って50メートル6秒8の足で二塁へ。勝部がバント安打で続いて和田達が中前適時打。なお一、二塁から重盗を成功させ、浜野の投手へのバントが野選を誘って2点目だ。

 先発・泉田は2回に外野の拙守から1点を奪われたが、この大会でチームの失点はこれだけ。猪狩貴範監督(42)は「投手がよく投げ、攻撃では力を入れている積極的な走塁が得点につながった」と満足そうだ。バント、盗塁を確実に決めるなどつなぎ役をキッチリ果たし、最優秀選手賞に輝いた勝部は「塁に出て(50メートル6秒2の)足でかき回す持ち味が出せた。冬の課題は長打力アップです」。さらに力をつけ、来年は春季全国大会予選で敗れた千葉王者・松戸中央へのリベンジを目指す。

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