【オリックス】宮城大弥、球団歴代3位の475%アップに笑顔 「由伸さんのマネ」だてメガネで登場

契約更改した宮城大弥(カメラ・豊田 秀一)
契約更改した宮城大弥(カメラ・豊田 秀一)

 オリックスの宮城大弥投手(20)が7日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸870万円から4130万円増の5000万円でサインした。475%のアップ率はイチロー、平井に次いで球団歴代3位(シーズン途中の入団を除く)。プロ2年目でブレイクした新人王最有力候補の左腕は、会見にだてメガネ姿で登場し、ほんわかトークで報道陣の笑いを誘った。

 宮城は頬の緩みを抑えられなかった。「本当にいいもの(金額)を提示された」。5000万円での更改を明かすと、思わずにやけた。

 球団の最初の提示は、「予想したより上」と満足の金額だったが、5000万円に届いていなかった。13勝4敗、防御率2・51の好成績を後ろ盾に「9個貯金をつくって優勝に貢献できたと思うし、来年も頑張るのでお願いしますと伝えたら、少し上がってキリが良くなった」。20歳らしからぬ粘りの交渉術で、数百万円の上積みを勝ち取った。

オリックスの年俸アップ率5傑
オリックスの年俸アップ率5傑

 475%アップは、球団では、日本記録の210安打をマークした94年イチローの900%、同じ高卒2年目で新人王に輝いた95年平井正史の809%に次ぐ(一部除く)。「そこ(金額)に見合った投球や、いろんなことをしていかないといけない」と力を込めた。

 晴れ晴れしい会見で、チーム一の“愛されキャラ”の血がうずいた。珍しくメガネをかけて登場。驚く報道陣に、だてメガネと明かし「(山本)由伸さんのマネ。(通販サイト)ZOZOタウンで2000円くらい(で買った)」と、昨年の更改時にメガネ姿で現れたエースをパロディー。髪形はサイドを刈り込んでビシッとおしゃれに。シーズン中、ゲンかつぎで長髪に伸ばし、連勝ストップ後は0・5ミリの丸刈りに刈り込んだが「さわやか風になっていければ」とすましてみせた。

 まだ免許を取得していないにもかかわらず「あえて車から買いたい。外車を希望」。車種を問われると「言っちゃうと、みんなが買うから…」とちゃめっ気たっぷりにダンマリ。将来の目標を問われると、なぜか打撃の話に。「(今季1安打で)あと199本打ったら、200本安打。クレより打って自慢したい」。同学年で仲のいい紅林に対抗してみせた。沖縄出身のマイペース左腕は、大勢の報道陣の前でもほのぼのトークを展開した。

 最後は表情を締めた。「防御率をもう少し良くできたら、もっといい投手になれる。それで勝ち星も今年を超えれば、うれしい」。来季も、チーム内外で愛される存在になりそうだ。(宮崎 尚行)

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