浦和DF明本考浩、天皇杯Vへ「120%で絶対勝つ」…“兄貴”の宇賀神退団に「引き継いでやっていく」

全員で手をつないでボール回しする浦和DF明本考浩(右端)
全員で手をつないでボール回しする浦和DF明本考浩(右端)

 浦和のDF明本考浩が7日、天皇杯準決勝・C大阪戦(12日・埼玉)にむけてオンライン取材に応じ、天皇杯優勝&ACL切符獲得を誓った。

 10月に太もも裏を負傷して離脱したが、4日のリーグ最終節・名古屋戦で6試合ぶりに復帰。左サイドバック(SB)で先発し、球際で激しくボールを追うなど45分間プレーした。「ゲーム勘は普通にピッチでプレーできた。感覚的には大丈夫。フィーリングをもっと上げて、僕はクロスの精度を高めなきゃいけない」と力を込めた。

 C大阪は10月にルヴァン杯・準決勝で敗れた因縁の相手。明本は第1戦(1△1、埼玉)でマッチアップしたMF坂元の右クロスを防げず、FW山田に同点弾を浴びた苦い過去がある。「マークは僕だったので責任を感じる。ホームでやり返さなきゃいけない。強い思いで戦いたい」とリベンジを誓った。

 今季限りでMF阿部勇樹が現役引退し、DF槙野智章、宇賀神友弥が退団となる。特に明本はポジションが同じで、やや細めの目が特長の顔が似ていて「お兄ちゃん」と慕う宇賀神について「ショックだし、ウガくんから学ぶことはたくさんあるし、もっと学んでいかなきいけない存在の1人だった。本当に寂しい」と心境を吐露した。

 今季から左SBにコンバートされた明本は、練習時や毎試合で宇賀神から多くのアドバイスをもらったという。「ウガくんがベンチにいる時にも声を出してくれた。練習で盛り上げるウガくんの姿を目に焼き付けて、来年は僕が引っ張っていきたい。ウガくんは浦和の功労者。引き継いでやっていきたい」と決意を明かした。

 J2栃木から加入し、J1初挑戦となった今季は開幕から定位置を奪取。負傷離脱するまでリーグ戦32試合連続で出場し、チームの主力を担ってきた。

 一番印象に残った試合には、J1初ゴールを決めた4月3日の鹿島戦を挙げ「あの試合は素晴らしい日だった」と振り返る。「コロナ禍で移籍して1年目でたくさん試合に出て、すごい充実したシーズンだった。天皇杯をとってからこういう言葉を言いたい」。自身のターニングポイントとなった激動の1年を、タイトル獲得で締めくくる。

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