27歳の羽生結弦が夢をかなえる時を、待つ

スポーツ報知
2020年全日本フィギュアスケート選手権 男子SPの演技を終えて笑顔を見せる羽生結弦(カメラ・矢口 亨)

 フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)が7日、27歳の誕生日を迎えた。2014年ソチ大会、18年平昌大会と五輪を連覇。数々の偉業を携えながら、さらなる高みを目指し、向上を続けている。

 愛するスケートと共に生きてきた。世界で成功者がいないクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の完成へ、全身全霊をささげる日々を送る。理想のスケートを追い求める姿は、「求道者」と呼ぶにふさわしい。

 「右足関節靱帯(じんたい)損傷」のため、今季のグランプリ(GP)シリーズは欠場した。見る者の心を動かす滑りは不変。今はただ、元気な姿で競技会のリンクに戻ってくる時を、待つ。27歳の羽生結弦が夢をかなえる時を、待つ。(高木 恵)

※スポーツ報知では12月7日付紙面センターワイド面にて秘蔵写真多数「羽生27歳バースデー特集」を掲載しています。

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