阪神が今オフのFA補強を見送る方針であることが6日、明らかになった。嶌村球団本部長は「FAに関しては、若手選手の底上げとか、育成選手が数(多く)いるとか、様々なことを考えながら検討した結果、今年は静観させてもらおうかなと考えています」と説明した。
獲得調査を進めていた又吉(中日)がFA権の行使を宣言したが、2年連続最多セーブのスアレスが抜けたブルペンの穴は現有戦力などでまかなう見込み。同本部長は「外国人選手であったり、トライアウトの問題だったりを複合的に考えている段階」。今後は新助っ人獲得を中心に準備を整える。