Jリーグの次期チェアマンに事実上、内定した野々村芳和氏(49)が6日、就任について「否定も肯定もできない。全くしゃべれることがないので、どうにもならない。今、しゃべれることは何もないというか、できない」と話した。この日、都内で行われたJリーグアウォーズに出席後、報道陣に対応した。
村井満チェアマン(62)が来年3月に任期満了で退任することを受け、役員候補者選考委員会で選定が進められていた。関係者によると、リストアップした数十人の候補者の中から野々村氏を次期チェアマン候補に選定。来年1月の理事会で承認されれば、6代目にして初めての元Jリーガーチェアマンが誕生する。
来年3月の新体制発足に備え、野々村氏は札幌の社長を年内に退任することも判明した。