【チャンピオンズC】ソダシの挑戦が業界繁栄直結…売り上げ10%増

スポーツ報知
チャンピオンズカップ12着に敗れたソダシ

 チャンピオンズCは、コントレイル世代のテーオーケインズが6馬身差の圧倒的な強さで勝利した。一方で、芝との「二刀流」挑戦で話題を集めた白毛のソダシは、自己ワーストの12着に敗れた。

 敗因はいくつかあると思うが、過去に芝、ダート両G1を制した父のクロフネやイーグルカフェなど5頭いる先輩はすべてG1の前にダートの実戦を経験しているのに対し、ソダシはまさにぶっつけだったことが1つ挙げられるだろう。

 1枠1番も戦略の幅を狭めた。もともと先行力があり、ある程度は前にいくことは考えられたとはいえ、最内枠で中途半端な競馬をすれば、当然キックバックの洗礼を受け続けるシーンが想像に難くない。逃げに出ざるを得なかったことを思えば、選択肢が狭まったことは否めないだろう。もちろん、それだけではないが、敗戦の裏に経験不足もあったと言える。

 では、ソダシの挑戦は無謀だったのかと言えば、それは「NO」だ。実力も備わる白毛のアイドルホースの挑戦が、どれだけファンの心を揺さぶったことか。売り上げは、167億3112万5400円で前年比10・2%増。この数字は前身のジャパンCダートを含め、レース史上最高額だ。アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの3冠馬対決で盛り上がった昨年のジャパンCも前年比47・5%の大幅増だった。スターホースの出現は、競馬業界の繁栄に大きな力を与えてくれる。

 ソダシの今後は未定だが、陣営はダート再挑戦も視野に入れていると言う。「二刀流」にはまだ続きがある。スターホースの次なる挑戦を心待ちにしたい。(松末 守司)

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