橋下徹氏、NHKのカーリング放送中止に「アダルトグッズの企業でも違法でないなら何が問題になるのか」

スポーツ報知
橋下徹氏

 元大阪府知事の橋下徹氏が6日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)に生出演した。

 番組では、5日に行われたカーリング北京五輪世界最終予選・混合ダブルス1次リーグB組の初戦「日本」対「米国」が、NHKBS1で午後5時から生放送の予定だったが、急きょ放送が中止になったことを報じた。スポンサーにアダルトグッズ専門のオンラインショップの名前もあったことも伝えた。

 橋下氏は放送中止となったことに「アダルトグッズの企業であったとしても、それが違法でないんだったら、何が問題になるのかということですよね」と見解を示し、「企業として認めているんだったら、それは認めないと。逆にそれは誹謗(ひぼう)中傷、差別にも当たると思いますよ。違法であるんだったら企業活動を認めなければいいわけでね。品位だとか曖昧なことであれば、その企業で働いている従業員に対しても失礼だと思いますけどね」と自身の考えを述べた。

 放映権料については「契約で向こう側に責めに帰すべき事由があればお金は戻ってくるんでしょうけど。僕は大会主催者側の方に責任があるとは思わないので、NHKは料金を返せとは言えないでしょうね」とコメント。

 MCの谷原章介から「事前の調査不足なのか」と聞かれると、橋下氏は「そんなこと言い出したら、NHKの政見放送でとんでもないような政見放送をいっぱい流しているじゃないですか。ひどいのが。それも表現の自由で認められているんですよ。それも認められているんですから。今回のアダルトグッズの方も、違法だったらダメだと思いますよ。そうじゃないんだったら、NHKもしっかり認めろということ。NHKもしっかり腰据えてやった方がいいと思いますよ。それだったら政見放送を何とかしろっていうんですよ」と話し、最後に「ちょっとビビリすぎですよ、NHKの方も」と語っていた。

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