清水3連勝でJ1残留決めた!MF西沢健太V弾

スポーツ報知
J1残留を決め喜ぶ清水イレブン

◆明治安田生命J1リーグ▽第38節 清水2―1C大阪(4日・IAIスタジアム日本平)

 エスパ残った―。清水エスパルスは、ホームでC大阪に2―1で逆転勝利し、J1残留を決めた。0―1で迎えた前半ロスタイム、DF鈴木義宜(29)の同点弾をアシストしたMF西沢健太(25)が、後半6分に勝ち越しゴールを決め、1ゴール1アシストの大活躍。シーズン残り4試合で指揮官に就任した平岡宏章監督(52)が、3勝1分けとチームを甦らせ、3年ぶり3連勝へと導いた。10勝12分け16敗の14位でリーグ全日程を終えた。

 J1残留への思いを左足に込めた。1―1で迎えた後半6分、相手DFのクリアボールをMF西沢が自ら拾い「皆さんの思いがシュートに乗ったと思う」とエリア内手前から左足一閃(いっせん)。ゴール左上の隅に突き刺すゴラッソ弾をぶちこんだ。

 「点を取ったら行くと決めていた」と拳を握りしめる指揮官目がけて一目散に猛ダッシュ。ユース時代からの恩師で、残留争い真っただ中に就任した平岡監督を「勝利監督にする」と誓っていた男が、有言実行の15試合ぶりの一発で、抱き合って喜びを爆発させた。

 1点ビハインドで迎えた前半ロスタイムにも、絶妙なFKでDF鈴木義の同点弾をアシスト。昨季はチーム最多の34試合出場も、今季は開幕戦を含め8試合ベンチ外を経験し、プレータイムも昨季の2419分から1359分に減少。苦しいシーズンを送ったが、最終節で1ゴール1アシストの大活躍。「全員でつかんだ勝利」と胸を張った。

 11月にロティーナ前監督(64)が電撃解任。平岡監督が求めた事は「サッカーの原点」だった。チームのために戦う、一対一に負けない、球際の気持ち―。メンバー外が続いていたDF立田悠悟(23)、MF宮本航汰(25)が、後半42分に途中出場。「チームが勝つために投入した」と指揮官。イレブン全員が、9668人分の歓声のシャワーを浴びていた。

犠牲心と一体感 チーム唯一の38試合フル出場のGK権田修一(32)が、試合後のスピーチで「メンバー外の選手が、グラウンドで本当に戦っていた」と涙ながらに話した。最終節まで残留争いがもつれ込む苦しいシーズンだったが、来季J1で戦う権利を、監督が求めていた「犠牲心と一体感」で一丸となってつかみ取った。(森 智宏)

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