J2降格の仙台、19位でシーズン終了…原崎政人監督の下、来季J1復帰目指す

スポーツ報知
試合に敗れがっくりと肩を落とす仙台の選手たち

◆明治安田生命J1リーグ▽第38節 仙台0―1鹿島(4日・ユアテックスタジアム仙台)

 仙台は本拠地で行われた最終戦で鹿島に0―1で敗れ、19位でシーズンを終えた。前後半共に決定機は作りながらもゴールを割れず、後半28分に先制点を許して逃げ切られた。来季13年ぶりにJ2で戦うチームは原崎政人新監督(47)の下、1年でのJ1復帰を目指していく。

 強敵の粘り強い守りを最後まで崩しきれず、今シーズンの終わりを告げる笛がピッチに響いた。震災から10年の節目を迎え、被災地の「希望の光」を目指したが悔しい19位とJ2降格。DF蜂須賀孝治主将(31)は「主将として強い集団になることができず、ピッチでもチームを救う事ができなかった」と号泣した。

 最後に勝利し、笑顔で終わる事はできなかったが、原崎新監督は、ピッチで一定の成果を示した。「自分たちからアクションを起こそう」と積極的な姿勢を植え付け、仙台イレブンは今季4位の名門クラブの強度の高いプレスにも恐れず、ボールを前進させ、前後半共に決定的なチャンスを作った。しかし、ゴールを割ることはできず、DF真瀬拓海(23)は、「今季はチャンスで決めきれず接戦を落とした試合も多かった。今日はいい流れの中で、最後は同じような展開になってしまった事が悔しい」と肩を落とした。

 クラブは1年でのJ1復帰を目標に掲げている。11月23日から指揮を執る新監督は、短い準備期間の中でも、2試合共に善戦を披露。「この2試合は僕にとってとても大きい事。来季に向けて、この練習でどれくらいやれるのか、何が足りないか自分の中で分かった部分もある」と手応えを話し、「必ず強く、魅力のあるチームを作る。必ず1年でJ1に復帰します」と言葉に力を込めた。来季も厳しい戦いが待ち受けているが、勝ち切る強さを身につけ、歓喜で終わる一年を目指す。(小林 泰斗)

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