J2甲府が5日に今季最終・水戸戦 退任発表の伊藤彰監督のために、指揮官就任後初の5連勝締めだ

スポーツ報知
今季リーグ戦中の最後の練習で集合写真をとる甲府の選手とスタッフ

 J2で3位の甲府が5日に今季最終試合となる水戸戦(JITリサイクルインクスタジアム)に挑む。チームは4日、山梨県で約1時間半、調整した。前節・山口戦(11・28)で白星を飾ったもの、京都がJ1昇格を決めたため、甲府の昇格は消滅。2日にクラブから今季での退任を発表された伊藤彰監督(49)は開幕前からの目標だった勝ち点80(現在79)獲得を厳命。甲府イレブンも3シーズン指揮を執った指揮官に就任後初の5連勝をプレゼントし、送り出す。

 伊藤監督は甲府での最後の指揮に向け、強い決意を示した。「今季開幕前に掲げた勝ち点80が目標だった。昇格はできなかったが、もう一つの目標に挑戦しようという話をした」。引き分けでも大台には乗るが、目指すは勝利のみ。現在4連勝中だけにセットプレーの練習では、入念に立ち位置などを確認。指揮官も最終戦に向け、細かく指示を出し勝利への飽くなき探究心を出し続けた。

 指揮官の下、成長を遂げた選手たちも思いは一つ。大卒新人のDF関口正大は「試合にはたくさん出してもらった。最後は勝って送り出したい」と気合。同じく新人のFW長谷川元希は「いつも『若手らしくいけ』といってくれた」となかなか結果を出せないときも親身になって指導してくれたことも明かした。

 今季4連勝は現在を含め3度あるが、19年の伊藤監督就任以降5連勝を記録したことはない。18年のプロ入り後、当時ヘッドコーチだった指揮官の下でずっとプレーし、国士大の後輩でもあるDF荒木翔は「伊藤監督にとって5連勝はない。勝って終わりたい」。伊藤ヴァンフォーレの集大成は小瀬で勝って終わる。(山田 豊)

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