清水DF奥井諒が緩んだ空気に一喝「こういう練習はやめよう」…運命の最終戦、引き分け以上で残留へ

スポーツ報知
4日のC大阪戦に向けて練習をする清水のMF竹内(中央)、奥井(右)((C)S―PULSE)

 J1清水エスパルスが3日、三保グラウンドで4日の最終節C大阪戦(午後2時、アイスタ)に向けて前日練習(完全非公開)を行った。引き分け以上で残留が決まる大一番を控え、1日の練習では緩んだ空気を感じたDF奥井諒(31)が「こういう練習はやめよう」と引き締める場面があったという。最後のサバイバルへ、平岡宏章監督(52)の下、「犠牲心と一体感」で戦い抜く。

 淡々とトレーニングメニューをこなしていた1日の練習中。「こういう練習はやめよう。もう一回気を引き締めてやっていこう」の声が響いた。緩んでいるような空気を察し「これではいけない」と感じたDF奥井の、勇気ある警鐘だった。

 劇的勝利の前節・浦和戦(1〇0)で今季初の連勝。平岡監督就任後、2勝1分けと勝ち点を積み重ね、引き分け以上でJ1残留が確定するアドバンテージを得た。この3戦出番がなかった奥井だが、漂う安心感を見逃さなかった。

 「緩んだ空気にしたのは私のせい」と指揮官。その上で「メンバー外の選手が言ってくれた。試合に出ている選手が『気を引き締めないといけない』と思ってくれた」と、最終節へ向けてのチームの一体感に感謝した。

 浦和戦前の調整練習でも、サブ組のDF立田悠悟(23)が、レギュラー陣にプレッシャーの掛け方を何度も声掛けをした。試合に出られなくても「犠牲心」を持ち、チームが勝つための最高の準備を最優先にする―。崖っぷちの残留争い真っただ中に就任した平岡監督が求める姿が形になり、2試合連続完封勝利につながった。

 14、17、19年に今回と同じ“最終節残留”を先発してもぎ取った主将のMF竹内涼(30)は「権田選手らと声を掛けて雰囲気を締めている」と強調。「まだ何も決まっていない。隙を見せることなく1週間準備してきた」と油断は一切ない。

 18年以来3年ぶり3連勝へ最終節のチケットはすでに完売だ。平岡監督が「最後(サポーターに)もう一押ししてもらって、必ず来年J1残留」とキッパリ。竹内主将は「100%以上のものを出していく」とチームの思いを代弁した。

◆最終節での清水の残留争い

 〈1〉清水が〇または△→残留

 〈2〉清水が●、湘南または徳島が△か●→残留

 〈3〉清水が●、徳島と湘南が〇→降格(勝ち点39で並ぶも得失点差で上回れないため)

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請