鈴木みのるVS永田裕志の抗争は新日本プロレス50周年へと続く…金曜8時のプロレスコラム

スポーツ報知
鈴木みのるのぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固めに苦しむ永田裕志(新日本プロレス提供)

 新日本プロレスの永田裕志がプロモーターを務める「Blue Justice X ~青義復活~」(11月28日、千葉・東金アリーナ)で、永田と鈴木みのるの因縁の抗争が再燃した。

 同大会は年末タッグの祭典「WORLD TAG LEAGUE 2021」シリーズ内の特別興行で、タッグリーグ公式戦として、永田、4代目タイガーマスク組が、鈴木みのる、TAKAみちのく組とメインイベントで対戦した。試合は永田がTAKAをバックドロップホールドで仕留め(14分46秒)、5戦目にして公式戦初勝利を飾った。

 永田組は14日の東京・後楽園ホール大会での初戦で、天山広吉、小島聡の“テンコジ”と対戦し、10分9秒、小島のラリアットからの片エビ固めでタイガーが敗れたのを始め、まさかの4連敗。東金大会では、同じく4連敗だった鈴木軍とのつぶし合いとなった。

 鈴木VS永田の抗争は昨年、コロナ禍の無観客プロレスを熱くした。鈴木の誕生日でもある昨年6月17日に、新日本のシングル最強決定トーナメント「NEW JAPAN CUP2020」(無観客・会場非公表)の1回戦で激突。計100発のエルボー、計70発の張り手合戦の末、永田がバックドロップホールドで勝利(20分35秒)。観客が一部戻った7月31日の「SUMMER STRUGGLE 2020」(後楽園ホール、観衆482人=札止め)のメインでもシングル対決。この時は、ゴッチ式パイルドライバーからの体固めで鈴木がリベンジを果たした(20分36秒)。

 07年、11年、13年と1月4日の東京ドーム大会で3回もシングル対決が組まれた両雄が、今年1月4日の東京ドーム大会で行われた時間差バトルロイヤル「ニュージャパンランボー」(21選手参加)で顔合わせ。エルボー合戦を展開し、両者退場という結果だったが、このコラムでも「鈴木みのると永田裕志のしばき合いが1・4東京ドームにたどりついた」と紹介した。

 東金大会では、年内最後とみられる両雄の激突が、ともに1歳年齢を増して53歳対決として実現。双方のパートナーもみちのくプロレス時代にジュニアヘビー級のライバル関係にあったタイガーとTAKAだけに、激しい攻防をダブルで繰り広げ、永田組の勝利となった。

 試合後、永田は第三世代の盟友、“テンコジ”の30周年セレモニーをサプライズ実施。蝶野正洋もお祝いに駆けつけた。永田は「来年は永田裕志デビュー30周年となります。その記念大会をまたこの東金アリーナでやりたいと思います」と宣言し、「1、2、3、ゼアッ!!」で締めた。来年は新日本プロレス創立50周年でもある。歴史を刻んできた鈴木と永田の抗争こそ、現在進行形のレジェンドマッチ。記念イヤーのどこで実現するか楽しみだ。(酒井 隆之)

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