【巨人】坂本勇人、球団最長タイ8年目主将の来季は若手に物申す

スポーツ報知
球団最長タイとなる8年目の主将を務める坂本

 巨人・坂本勇人内野手(32)が2日、球団最長タイとなる8年目の主将を務める来季へ向けて“物言う主将”への変身を宣言した。この日、G球場で自主トレした背番号6は「今までは言葉で若い選手に伝えすぎないようにはしてましたけど、もっと伝えていってもいいのかなと思いました」と胸中を吐露。若手は自ら積極的に質問しに行くべきと考えてきたが、来季は経験を還元していく方向へと意識を変え、V奪回につなげる。背中だけでなく、声でチームをけん引していく。

 22年は声を上げてチームを引っ張る。来季で阿部に並び球団最長タイの主将8年目となる坂本の覚悟は、変身願望となって表れた。「今まではいろいろ言葉で若い選手に伝えすぎないようにはしてましたけど、もっと伝えていってもいいのかなと思いました。そういう心境の変化はありましたね」と“物言う主将”への進化を宣言した。

 これまでは若手に対しても個々の自覚に期待する部分は大きかった。「みんなプロなんで、同じ方向を向いて勝ちたいと思ってプレーしてくれていれば、主将が言うことってあまりない」。坂本自身がそうだったように先輩、他球団の選手にも積極的に聞きに行くべきと考えてきた。だが、今季は61勝62敗20分けで3位。さらにCS最終Sでヤクルトに1勝もできず。今季の終戦を迎えた直後に覚えた危機感は強烈だった。「もっとしゃべりながらやってもいいな、やらないといけないなとは思いました」。差を埋めるため、自らの経験を積極的に還元していく。

 主将継続も「別に(主将として)日本一になるとかいうところではない」と個人的な思いは全くない。全てはチームが最大限の力を発揮するためだ。若手の成長もまだ物足りず「実際『こいつだったら大丈夫かな』という選手もまだいないです」と断じた。その中で、岡本和のリーダーとしての資質を認めながら「彼は彼で4番としていろいろ大変なことも感じていると思うので。みんなで分散してあげられれば」と2年連続2冠王に輝いた主砲の負担も考えた上で、自らが重責を担うべきでは、と考えた。

 この日はG球場を訪れて自主トレを行った。入念なウェートトレで、土台作りから来季への準備を進めている。『言う必要がある』と坂本は感じている。それは『言わなきゃ分からない』と同義でもある。チーム再建へ、主将の“第一声”の意味を若手が真摯(しんし)に受け止めることが、全てのスタートだ。(西村 茂展)

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