広島の鈴木誠也外野手が、セ・リーグ最多233票で3年連続5度目の「三井ゴールデン・グラブ賞」を受賞した。今季3失策で守備率9割8分9厘は外野手としてセ・リーグ8位ながら、補殺はリーグトップの13を記録。強肩を武器に首位打者、本塁打キングまで1本差の3位の強打とともにチームに貢献した。以下、一問一答。
―セ最多得票
「そこはあまり意識してないけど、僕自身、走攻守しっかりやらないといけない立場。今年に限っては高い意識を持って、守備をやっていたので。それの評価でこういう賞がいただけたのでうれしいです」
―守備のこだわり
「打撃は波がある。守備は(失策)ゼロで終わるのが、守備だと思う。失策もありましたけど、打撃が悪い時でも守備の意識は下がらないように。そういった意味で1年間集中して出来た」
―以前に守備は「好きじゃない」と
「好きではないですけど、良いプレーをすれば周りも喜んでくますし、僕自身も守備が打撃に良い影響を与えたりもする時もあると思っているので」
―守備力が向上した実感は
「状況判断だったり、いろいろ考える引き出しの多さは。いろいろ対応できるようにはなってきている。技術的には、もっとやらなければいけないことはたくさんあるんじゃないかと思います」
―印象に残るプレーは
「(阪神の佐藤)輝明のプレーかな。右翼線の打球を捕って二塁で刺せた。一番良かったんじゃないかなと思います」