「鬼平」共演者ら悲痛…勝野洋「たくさんのことを教わりました」中村吉右衛門さん悼む

スポーツ報知
中村吉右衛門さん

 歌舞伎俳優で人間国宝の中村吉右衛門(なかむら・きちえもん、本名・波野辰次郎=なみの・たつじろう)さんが11月28日午後6時43分、心不全のため都内の病院で死去していたことが1日、明らかになった。77歳だった。「熊谷陣屋」の熊谷直実、「仮名手本忠臣蔵」の大星由良之助など多くの当たり役を持ち、歌舞伎界を代表する立役(男役)だったほか、時代劇ドラマ「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵役でも知られた。3月28日に急性の心臓発作で倒れ療養していたが、復帰はかなわなかった。葬儀、告別式は親族葬にて執り行う。

 「鬼平犯科帳」で共演した仲間たちも、突然の別れに悲しみにくれた。

 89年の第1シリーズから16年のスペシャルドラマ「THE FINAL」まで、吉右衛門さんふんする「鬼平」こと長谷川平蔵の妻・久栄を演じた女優の多岐川裕美(70)は、所属事務所を通じコメントを発表。「『鬼平犯科帳』で長い間、間近で生きた芝居を見せていただけたこと、私の宝物です。ご家族のお気持ちを思うと、涙が止まりません」と悼んだ。

 また、筆頭同心の酒井祐助を演じた勝野洋(72)は「所作からすべて、心の動きまで、たくさんのことを教わりました。お芝居に対する熱意と優しさ、そして大きさ。それをたくさん学ぶことができました」と回顧。「本当に素晴らしい、素晴らしい方でした。ありがとうございました」と悼んだ。同心の「うさ忠」こと木村忠吾を演じた尾美としのり(55)も「とてもとても残念です」と故人をしのんだ。

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