米大リーグの新労使協定を巡るオーナー側と選手会の交渉は進展せず ロックアウトが現実味を帯びる

鈴木誠也
鈴木誠也

 米大リーグの新労使協定を巡るオーナー側と選手会の交渉は、失効まで1日となった30日(日本時間12月1日)も大きく進展せず、ロックアウトが現実味を帯びてきた。

 「USA Today」のナイチンゲール記者の報道によると、この日、マンフレッド・コミッショナーが交渉が行われているテキサス州入り。午前中に選手会側から提案が出されたが、7人のオーナーを含む機構側のメンバーは約30分で交渉会場から一旦、引き上げたという。

 午後にはオーナー側が対抗案を提示したが、35分後に会議は終了したと報じた。現協定が失効する12月1日までまだ時間はあるが、2度の会議がいずれも約30分で物別れに終わった両者には、大きな隔たりがありそうだ。

 今回の交渉は、年俸調停、FA権取得年数、チーム総年俸によって課されるぜいたく税の見直しや、最低年俸の引き上げなど、懸案が多岐に渡っており、多くの米メディアは「ロックアウト突入は避けられない」という論調。無期限のロックアウトになれば、現行の交渉は全て凍結。ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す広島・鈴木誠也外野手の交渉も一時停止する。

 リハビリ、自主トレを含め、選手は球団施設を使用できなくなる。GM、監督、コーチ陣を含め、スタッフは40人枠のロースター選手に対する言及を一切、禁じられる。そのため、全米野球記者協会はこの日、「スタッフのコメントが必要な記者は、一両日中に取材するように」と報道陣に通知した。

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