欧州でW杯転戦中のスキージャンプ女子代表が30日、オンラインで取材に応じた。オミクロン株が各地で確認され、感染再拡大が懸念される中で、エースの高梨沙羅(25)=クラレ=は「まだ大変な中なので無理に試合をしてほしいとは言えない。選手としては準備してきたものをしっかり発揮するのが一番だし、自信にもつながるので、試合をさせていただけることは幸せに感じる」と明かした。
ロシア・ニジニタギルでのW杯開幕2連戦は、6位と5位で表彰台に上がれなかった。次戦はノルウェー・リレハンメル大会(4~5日)。ゲートからのスタート部分を修正課題に挙げ「自信につながる練習をして、試合に臨むことはできる」と、巻き返しを期した。