【都市対抗野球】ヤマハ投手陣3被弾…完封負けで1回戦敗退

スポーツ報知
初戦敗退し、肩を落として引き揚げるヤマハナイン

◆第92回都市対抗野球大会 ▽1回戦 日立製作所4―0ヤマハ(30日・東京D)

 3年連続42度目出場のヤマハ(浜松市)は日立製作所(日立市)に0―4で完封負けし、初戦で姿を消した。投手陣が3本塁打を被弾。打線も相手を2本上回る9安打しながらホームが遠かった。

 昨年1回戦は9―0で完勝した相手に歯が立たなかった。ヤマハは先発の九谷青孝(31)が4回、大塚直人外野手(32)に先制ソロを被弾。4回1失点のベテラン左腕は「外角が強いことは分かっていたが自分の弱さが出た」と、内角を突けなかったことを反省点に挙げた。

 さらに2番手の近藤均(31)=王子からの補強選手=が2本塁打を浴び2回3失点。打線も初回に3連打で無死満塁を作りながら、4番の前野幹博外野手(26)ら後続が倒れて無得点に終わるなど、9残塁でチャンスを生かせなかった。室田信正監督(47)は「点が入らず、スイングが小さくなってしまった」と指摘した。1年目の相羽寛太(19)が8番・遊撃で先発するなど若い芽は育ちつつあるだけに、来季、巻き返すしかない。

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