なでしこジャパン、攻撃の形は見えたがオランダとスコアレスドロー「ゴールが遠かった」

オランダ戦の先発メンバー(JFA提供)
オランダ戦の先発メンバー(JFA提供)

◆国際親善試合 日本0―0オランダ(30日、オランダ・ハーグ)

 池田太新監督率いるFIFAランク13位の日本は同4位の強豪オランダと0―0で引き分けた。

 オランダはW杯予選の日程変更の影響で控え組中心だったこともあるが、アイスランド戦同様、序盤から攻守にアグレッシブな姿勢を貫いた。ボランチのMF林穂之香とMF長野風花がチームコンセプトである「奪う」場面を積極的につくり、攻撃へとつなげた。カウンターからピンチを迎えた場面もあったが、キャプテンのDF熊谷紗希を中心に決定的な仕事はさせなかった。

 池田監督は「チャンスは作れたけど、ゴールが奪えず勝ちきれなかったことは残念。ただ選手がハードワークしてくれたことには感謝。期間が少ない中でいろんな選手をトライできたり、組み立てられたり、意義のある遠征だった」とオランダ戦を振り返り、1週間の遠征を総括。2試合合わせて、フィールドプレーヤーは全員が出場した。熊谷は「前からの守備を意識してゲームに臨んで、奪えたところもあったけど、ゴールが遠かった印象。スコアを決めないと試合には勝てない。海外組は初めての合宿だったので、時間ない中でチームとしてやりたいことにはトライできたけど、まだまだ足りない。課題を修正していかないといけない」と振り返った。

 来年1月に控える23年W杯予選兼アジア杯(インド)に向けては、12月に国内合宿も予定。池田監督は国内組中心となるキャンプで新たな選手を招集することも示唆し、「チーム力、得点力を上げて戦う準備をしたい」とテーマを掲げた。熊谷は「多くの時間がない中、やっていかないといけない。なんとしても出場権を獲得しなければいけない。全力で取り組みます」とアジア杯へ表情を引き締め、この日途中出場を果たした岩渕も「W杯予選を兼ねている大会。難しくなると思うけど、悔いがないように自分たちが今できる精いっぱいをやって優勝目指したい」と意気込んだ。

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