バスケ男子 日本代表デビューの寺嶋良が最多16得点「これが旅の始まり」

スポーツ報知
中国戦の第1クオーター、シュートを放つ寺嶋(左、代表撮影)

◆バスケットボール男子 ▽23年W杯アジア1次予選 中国 106(29―10、24―19、31―21、22―23)73 日本(28日・ゼビオアリーナ仙台)

 B組で、世界ランク35位の日本は同28位の中国に73―106で敗れ、2連敗を喫した。東京五輪で女子代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス監督新体制での初勝利はお預けとなった。

 63―79で敗れた前日の試合では中国の高さに屈したが、この日はうってかわり、高確率の3点シュートに苦しめられた。中国は14本もの3点シュートを決め、成功率は驚異の58・33%。一方、日本は8本成功の確率25%と低調だった。

 それでも、日本の新戦力が存在感を示した。チーム最多16得点を挙げたのは、この日が日本代表デビュー戦となったポイントガード・寺嶋良(広島)。ホーバス新監督が目指すハイスピードバスケを体現するかのように、鋭いドライブで果敢にアタックし、ゴールを奪った。「出ている時間帯は最後までハッスルしようと思ってプレーした。得点は良かったが、ガードとして(プレーを)クリエイトできていない部分があったので、改善していきたい。これが旅の始まり。個人としてももっと頑張っていきたい」と力を込めた。

 日本は開催国枠で既に23年W杯への出場権を持っている。

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