FW前田大然が先制弾、横浜FM2位確定も「うれしいより悔しい」最終節は得点王争いもかけて川崎戦

前田大然(右)が先制のゴールを決める(左は神戸・フェルメーレン)(カメラ・渡辺 了文)
前田大然(右)が先制のゴールを決める(左は神戸・フェルメーレン)(カメラ・渡辺 了文)

◆明治安田生命J1リーグ ▽第37節 横浜FM2―0神戸(27日・ノエスタ)

 横浜FMは敵地で神戸を2―0と下した。3位・神戸との上位対決を制し、来季のアジア・チャンピオンズリーグに本大会から出場できる2位以上を確定させた。FW前田大然が先制点を挙げ、後半37分にはFW仲川輝人が左足を振り抜いて追加点。前田は今季22ゴール目で、川崎FWレアンドロダミアンと並んで得点ランクトップ。12月4日の最終節では、得点王の座をかけて直接対決を迎える。

 一瞬のスキも逃さなかった。前半23分、FWレオセアラが難しい態勢から送ったパス。相手GKとDFが見合う中、間に割って素早く走り込んだのが前田だった。あっという間に奪い去りGKの股を抜いた。「トップスピードで入れた」と納得の先制弾。この日はまな娘の爽世ちゃんに「それいけ! アンパンマン」のドキンちゃんポーズを送った。

 しかし後半30分には、スルーパスに抜け出して迎えたGKとの1対1を決めきることができず。「今でも悔やんでる。今日は(得点を取って勝利)うれしいより悔しいのほうが強い。ファーストタッチは悪くなかったけど、横からレオに呼ばれててギリギリまで迷って中途半端なシュートになってしまった。パスならパス、どっちかにすれば良かった」。試合後には笑顔より後悔が表情ににじみ出ていた。

 今季22ゴール目で、し烈な得点王争いは、肩を並べたまま最終節へ。「もちろん狙っている」と意識はあるが、チームファーストの謙虚な姿勢はここへ来ても変わらない。「自分たちは優勝を狙って今シーズンやってきたけど、申し訳ない。サポーターの方はがっかりしてると思うので、しっかり勝たないといけない。シーズンホーム最終戦なので勝って終わりたい。狙いすぎずに、チームの勝利に貢献できれば」と力を込めた。開幕戦では完敗を喫し、タイトルを譲った王者に、最後の最後で借りを返す。

 得点を奪うときは「感覚」と語るが、その感覚を磨き上げるため、全体練習後の居残り練習は常。様々なシチュエーションを想定しながらシュートを放ち続けてきた。ひたむきな努力を知るチームメートも、「何としても(ダミアンに)取らせないように」「大然に得点を取らせる」など快足アタッカーへのサポート準備は万全。チーム一丸となって白星を目指し、得点王の称号をもつかむ。

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