横浜Mのケヴィン・マスカット監督(48)が来季も続投することが27日、分かった。7月就任以降の成績は10勝2分け5敗となった。
オーストラリア代表として46試合の出場経験を持つマスカット監督。同国1部・メルボルンVにてポステコグルー監督の下でアシスタントコーチを務めた経験もある。横浜Mを18年シーズンから率いてきたポステコグルー前監督が今年6月にスコットランド・セルティック入りのため電撃退任したが、後任監督を託されてきた。
2年ぶりの王座奪還はならなかったが、攻撃的スタイルの継承を軸に指揮。シーズン途中の就任と難しい状況ではあったが8月は月間優秀監督賞に輝き、主力DF畠中を負傷で欠きながらも2位フィニッシュ。来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権も獲得した。2―0で勝利した神戸戦後には「来シーズンはリーグ優勝を目指し、ACLもしっかり準備して戦っていきたい」と意気込んだ指揮官。来季は国内タイトル、そしてアジアの舞台に挑む。