札幌FWトゥチッチが来日初ゴール含む2得点…ラストマッチのジェイ「札幌の未来は英国から応援したい」

スポーツ報知
前半13分、左足で先制点を決める札幌FWトゥチッチ(右)

◆明治安田生命J1リーグ▽第37節 札幌3―1柏(27日・札幌ドーム)

 北海道コンサドーレ札幌は柏を3―1で下し、ホームで7戦ぶり、本拠最終戦で4年ぶりに勝利した。今夏加入したFWトゥチッチ(25)が待望の来日初ゴールを含む2得点。MF小柏剛(23)も今季6得点目を挙げ、今季で退団するFWジェイ(39)のラストマッチに華を添えた。

 1点差に詰め寄られ迎えた後半2分。選手6人がワンタッチでつなぎ、エリア内のFWトゥチッチが最後は左足で詰めた。今季最多1万3768人の前で4年ぶり本拠最終戦勝利を引き寄せる追加点。「好機を決められない試合が続いていた。やっと結果が出てうれしい」。J1通算2万4000得点のオマケ付きに、甘いマスクを崩し、勝利に飢えた仲間と喜びを分かち合った。

 札幌のJ1史に貢献してきたジェイのラストマッチで、未来を担う新助っ人が輝いた。前半13分、MFチャナティップ(28)のスルーパスを受け、逆サイドネットに狙い済ました一撃。左指にキスし、今月中旬ようやく来日した愛妻・イナさん(22)にささげた。「2点とも同じパフォーマンス。得点後の“チュー”は約束だから」。8月に加入し10戦目の初得点で勢いに乗ると周囲との連携も尻上がり。一気の固め打ちでけん引した。

 後半39分には今季限りで退団が決まり、札幌最終戦となったジェイと交代。優しい男はお立ち台で「初得点も勝利もうれしい。でも、今日は札幌で長く活躍したジェイに拍手を」と呼びかけた。7月加入から14戦10発で残留を呼んだ17年、史上最高4位に貢献した18年。J149得点の数字以上に存在感を放ったジェイも「若くて才能ある選手が多くいる。札幌の未来は英国から応援したい」と託した。

 アンデルソンロペスが中国・武漢に移籍し、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)が就任4年目で初めて自ら映像をチェックし、お眼鏡にかなったのがトゥチッチだった。フィットに時間は要したが、近6戦未勝利だった本拠での今季最終戦で、真価を発揮した。「これで満足してはダメ。次もその次も活躍を続けたい」。助っ人のバトンを受け継ぎ、新エースに名乗り出る。

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