浦和DF槙野智章、涙のあいさつ「サッカーを続けるか、引退するか決めてません」 今季限りで退団

スポーツ報知
セレモニーの挨拶で涙する浦和・槙野

◆明治安田生命J1リーグ ▽第37節 浦和0―1清水(27日・埼玉)

 浦和は今季ホーム最終戦セレモニーを埼玉スタジアムで行い、契約満了により今季限りで退団する元日本代表DF槙野智章が涙ながらにあいさつを行った。

 「僕は2012年にこのクラブに来ました。ホーム最終節、契約の中で完全移籍という形になってない状況ではありましたが、『(浦和に)残留する』と発言して10年がたちました。ここで過ごした10年間、僕にとって素晴らしい、濃い時間がありました。これまでこのクラブを引っ張ってきた素晴らしい先輩方、素晴らしい指導者、たくさんの方のサポートとバトルの中でここまで成長できました。ただ、選手やスタッフの力だけでここまでこれたとは思いません。今日お集まりの方、テレビを通して見て下さってる方々、浦和に関わる全ての方のおかげで今、こうして皆さんの前で話せると思います。本当にありがとうございます。子どもの頃から週末の試合が楽しみでここまできましたが、こんなにも今日という週末が楽しみではない、来てほしくない、そんな日は初めてです。来シーズン、僕はもうこのエンブレムを着てこのスタジアムでプレーすることはできません。それは本当につらいし悲しいし、いまだに整理がつかず、考えられません。11月5日にクラブから契約をしないと言われた時から、今まで正解を導き出せてません。サッカーを続けるか、引退するか、それもまだ決めてません。もう少ししっかり考えて、どこのチームでプレーするか、どこのチームが僕を必要とするか、しっかり考えて決めたい。ここでサポーターの皆さんにお願いがあります。このコロナ禍で去年と今年、声が出せない状況でもたくさん後押しをしてくださいました。僕の後ろの選手、特に若い選手は『We are Reds』コールや、たくさんの歌や後押しを見ていません。来シーズン、選手達が苦しい状況の時に熱い後押しをよろしくお願いします。そして、僕が大好きな、勝った時に歌う『We Are Diamonds』。西川選手を中心に来シーズンも引き続きやってください、選手たち! 僕はテレビで皆さんの表情、スタジアムの雰囲気を見て遠くで歌います。必ず、このスタジアムに皆さんの前に、どんな形になるか分かりませんが戻ってきたいと思います。10年間、ありがとうございました」

 槙野は浦和在籍10年目。対人守備や得点力、底抜けに明るいキャラクターが魅力で、レッズの象徴的存在を担ってきた。J1通算398試合出場。浦和での10年間で312戦に出場し、DFながら32ゴールをマークした。今季は開幕から主力を担ったが、今夏に加入したDFショルツにポジションを奪われる形で出場機会は減少。今月5日にクラブから今季限りでの契約満了を告げられた。

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