J1清水 今季初の完全非公開練習、MF西沢健太「勝つことしか考えていない」

27日の浦和戦に向けて調整する清水MF西沢(c)エスパルス
27日の浦和戦に向けて調整する清水MF西沢(c)エスパルス

 J1清水エスパルスが26日、三保グラウンドで27日の浦和戦(午後2時、埼スタ)に向け、今季全て公開してきた試合前日練習を初めて完全非公開で行い“鉄のカーテン”をひいた。残り2戦となり、残留を確定させたい大事な一戦へ必勝を期した格好。右サイドハーフでの先発出場が濃厚なMF西沢健太(25)は「勝つことしか考えていない」と闘志を燃やした。

 全てはJ1残留のため。情報を完全シャットアウトしての試合前日練習。ロティーナ前監督(64)も非公開を行ったが、冒頭など一部は公開していた。しかし、今回は報道陣も敷地内に入れない徹底ぶり。練習後に対応した平岡宏章監督(52)は「皆様にご迷惑をおかけしましたが、非常に良い雰囲気で練習はできている」と引き締まった表情で話した。

 16位で迎える残り2戦。降格はあと1チームで、勝ち点36で並ぶ15位湘南、同33の17位徳島と三つどもえの残留サバイバル。湘南と徳島の直接対決を横目に、13年を最後に勝利がない浦和との一戦に臨む。8年ぶり白星をもぎ取るため、カーテンで万全の準備を行った指揮官は「攻守においてクオリティーを上げてきた」と言い切った。

 イレブンも気持ちが高ぶっている。MF西沢は「J1にいなきゃいけないクラブ。平岡さんを勝利監督にする」と目をぎらつかせた。就任後は2試合連続で先発出場。ユースから指導を受け「自分が一番(指揮官のサッカーを)理解していると思う」。言葉通り、6日の札幌戦(2△2)はFKで先制点を演出し、20日の広島戦(1〇0)は「共通認識を持っていた」とDFを引きつけてスペースを空け、決勝点を導いた。

 浦和戦はアウェー席が設置されない完全敵地となるが、「(浦和サポーターの)圧を跳ね返したい」と怯むつもりはない。今季はまだ1得点で決めれば14試合ぶり。「スタジアムに来られない清水サポーターの思いを背負って戦う覚悟ができている」と正念場で値千金の一発を決め、残留を持ち帰ってくる。(森 智宏)

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