高梨沙羅、W杯開幕戦6位で通算110度目表彰台はお預け…クラマーが圧勝V

スポーツ報知
高梨沙羅

◆W杯スキー(26日)

 ジャンプ女子は、ロシアのニジニタギルで今季開幕の個人第1戦(ヒルサイズ=HS97メートル)が行われ、18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)は93メートル、87・5メートルの合計203・6点で6位。男女を通じ歴代最多を更新する通算110度目の表彰台はお預けとなった。マリタ・クラマー(オーストリア)が合計253・5点で優勝した。

 「夏にいいベースを作ってこられたから、冬にスムーズに入れる予感もしている」。今年10月の国内3連戦を全勝するなど、沙羅は着々と技術を結果に絡めてきた。スタートゲートに腰掛ける瞬間から、着地まで。北京五輪の頂点に向け、銅メダルだった平昌以降「ゼロから作り直す」と見直してきた技術は、しっかりと形になりつつある。開幕戦は力を出し切れなかったが、4年かけて注力してきた取り組みの軌跡は変わらない。

 開幕戦Vのクラマーは、1回目にW杯ジャンプ台記録の104・5メートルを飛ぶなど、圧巻の強さ。2位に41・7点、飛距離にして約23メートルの大差をつけて完勝した。平昌女王のルンビ(ノルウェー)がコンディション不良で不在の今季、北京の金メダルを争う最大の敵となる。沙羅自身「まだまだ、自分のジャンプが完成しているわけではない」と足元を見つめている。裏を返せば、伸びしろもある。目指す頂へは、まだ歩み始めたばかり。残り約2か月のW杯転戦で、さらに強さを磨き上げる。

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