なでしこジャパンのMF宮沢ひなたが26日、オンライン取材に応じ、29日のオランダ戦(日本時間30日)でのゴールに意欲を示した。
池田太新監督の初陣となったアイスランド戦(25日・0●2)で、宮沢は1点を追う後半12分から出場。指揮官から「ゴールに向かうプレー、仕掛けることを増やして欲しいと言われた」といい、同24分にFW植木理子のクロスにMF長谷川唯とともに走り込んだ場面など、積極性は見せた。だが、脅威にはなりきれず。「短い時間だったけれど、それでも何かを残さないといけなかった。もっと顔を出して、もっと仕掛けるプレーは増やさないといけないと思った」と反省の言葉が続いた。
来年1月には2023年W杯予選を兼ねたアジア杯(インド)が控え、「一人ひとりが試す場ではあったが、そんなこと言ってられないのが現状。少ない試合でチームとしても個人としても成長しないといけない」と危機感を覚えた。世界の舞台で体格やスピード差のある相手に勝つために、「パス、運動量でより精度を高めないといけない。チームとして戦うこと」と課題を口にした。
アジア杯前、最後の国際試合となるオランダ戦に向けては、「もっとどん欲にゴールを狙わないといけない。迫力を持ってゴールに向かっていくプレーを増やしたい」。新体制での“1号”を狙うつもりだ。