【オリックス】山本由伸「日本一を取るしかない」…第6戦先発で勝って最終戦の宮城につなぐ

スポーツ報知
山本由伸

 「SMBC 日本シリーズ2021」第6戦は27日、舞台をほっと神戸に移して行われる。25年前に日本一をつかんだ地に帰還したオリックスはエース山本が、第7戦先発が濃厚な宮城に逆転日本一へのバトンをつなぐ。

 沢村賞右腕に“雪辱”の機会が巡ってきた。ほっと神戸での第6戦に先発する山本は、後がない一戦の重要性を十分に理解している。「とにかく負けは許されないので、しっかり勝って(3勝3敗の)タイにもっていきたい」。力強く勝利を宣言した。

 レギュラーシーズン、CS最終ステージに続く開幕投手を務めた第1戦は、6回112球、1失点でリードを許してマウンドを降りた。チームは9回に2点差を逆転するサヨナラ勝ちを収めたが「勝ったのでいいけど、あまりパッとしない投球になったので悔しかった」と本音をのぞかせた。「リーグ4冠」に輝き、投手最高の勲章も手にしたシーズン。悔いを残したまま終わるわけにはいかなかった。

 1勝3敗と王手をかけられた25日の第5戦。激しいシーソーゲームの末、9回に代打・ジョーンズの勝ち越し弾で劇的勝利を収めた。「毎試合接戦。厳しい戦いだが、粘り強く戦えている」とバトンをつないでくれた仲間に感謝。次は自分が応える番だ。「前回は思ったところに投げられない球が多かったので、しっかり自分のフォームで投げられるように練習した」と万全の状態に仕上げてきた。

 圧倒的な成績を残した今季、5月19日のロッテ戦までは3勝5敗で防御率2・37。6月開幕だった昨季も8月までは3勝2敗、3・38だった。ただ9月以降は昨季が5勝2敗、0・90で、今季もポストシーズンを含めて8勝0敗、0・82。尻上がりに調子を上げる「ミスター・オータム」への信頼度は一層、高くなる。

 前回登板ではレギュラーシーズンから続く16連勝が途切れなかった運もある。「個人的にもいい形で終われるように、いい投球をしたい。ここまできたら日本一を取るしかない」。17連勝に伸ばして逆王手をかけ、最終戦の宮城に日本一のバトンを託す。(宮崎 尚行)

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