芝田沙季が初の大舞台で見せた成長 伊藤美誠もたたえた「孫穎莎選手に似ている」…世界卓球第3日

スポーツ報知
伊藤美誠と激闘を繰り広げた芝田沙季(国際卓球連盟提供)

◆卓球 世界選手権個人戦第3日(25日・米ヒューストン)

 女子シングルス3回戦で世界ランク43位の芝田沙季(ミキハウス)は、世界ランク3位の伊藤美誠(スターツ)に3―4で競り負けた。混合ダブルスも2回戦で日本勢対決に敗れ、終戦となったが、初めて挑んだ世界選手権で大きなインパクトを残した。

 五輪メダリストの伊藤に肉薄した。第1ゲームを6―11で落としたが、台から離れた位置でのラリー戦に持ち込み、力強い両ハンドで第2、3ゲームを奪った。第4ゲームも4―0でリード。ここでミスが続いて逆転され、第6ゲームは再び打ち合いで押して11―2で五分に戻したが、最終ゲームは相手の戦術の幅に対応しきれず、突き放された。「チャンスがあるとしたら4ゲーム目。勝負の分かれ目だった」と悔やんだが、その戦いぶりは相手の伊藤も称賛した。

 伊藤は試合後「ラリーに持っていくと、質が高くてミスが少ない。待っていると思っていても違うところに来たり、下がっていて前に落としても踏み込んでくる。できることがすごく多い。タイプ的に孫選手に似ているなって感じた」。五輪準決勝で敗れたライバルの孫穎莎(中国)に例え、「芝田選手は地道にどんな場所でもすごく頑張っている選手。自分も結構練習する方ですけど、本当に人一倍、練習する。そういうところから実力は上がっていくと感じた」とたたえた。

 芝田は近年の日本女子では遅咲きの24歳で初めて世界選手権代表となった。所属のミキハウスで地道に猛練習を重ね、10月のアジア選手権で銅メダルを獲得。今大会も2回戦で世界28位のエーラント(オランダ)を破り、伊藤と接戦を演じた。「ラリーになればある程度、勝負にいけていたけど、サーブやレシーブで変化をつけて、そこに持ち込ませてくれないのが伊藤選手。サーブが効いていてもすぐ対応してきて、途中でどう組み立てるか迷ってしまった。そこに対応できるようにしていかないといけない」。日本のエースと、大舞台でぶつかった経験を今後の糧にする。

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