なでしこ初陣、アイスランドに0―2敗戦 池田太新監督「フィニッシュまでの共有はまだまだ」

スポーツ報知
なでしこジャパン池田太監督

◆国際親善試合 日本0―2アイスランド(25日、オランダ・アルメレ)

 FIFAランク13位の女子日本代表「なでしこジャパン」は25日(日本時間26日)、同16位のアイスランドと対戦。池田太新監督の初陣となったが、0―2で敗れた。

 開始から勢いを持って臨んだが、ゴール前での迫力やアイデアには欠けた。前半14分にボールを失い、最も警戒していた相手FWのS・ヨンスドッティルに左サイドを突破されて失点。後半25分にはロングボールに抜け出したS・ヨンスドッティルがクロスを送り、FWソルバルズドッティルの追加点を許した。10月の新体制発足後、「奪う」をテーマに落とし込みを図ってきた通りアグレッシブな姿勢は見られたが、最後まで反撃のゴールを奪うことはできなかった。

 池田監督は「前から守備にいくところで、もちろん相手のボールの動かしに対して、相手の立ち位置に対して、どう守備していくかというところで2トップが相手の中盤を見ながらアンカーを消していくところもありましたし。我々のボランチがそこの選手を、ピッチ内または選手たちがそこを感じて、修正できたところもありました。まあ、それがもっともっとスムーズに早い段階でコミュニケーション取れた方がベストですが、気づきがあったことは良かった」と積み上げてきたことへのトライする姿勢については一定の評価をした。

 一方でアタッキングサードでの精度を欠いたことへは「前進という意味では相手陣に入るところまではできていた部分はあると思いますが、停滞感というか、フィニッシュまでの共有がまだまだだなというのが正直なところ」と危機感も示した。速攻から2失点を浴びて完敗。「展開された後の守備の粘り、構築は準備しないといけない」と敗戦の結果を受け止め、改善を期した。

 オランダ遠征中の日本は29日(日本時間30日)、オランダと国際親善試合を行う。アイスランド戦では「少ない海外での対戦で、経験を積ませながら1番は勝利を目指していた」とA代表デビューとなったMF成宮唯らフレッシュな戦力を送り込んだ。オランダ戦はリカバリーをしつつ、アイスランド戦で出場のなかった選手の起用も考えられるが、「ガチンコと言いますか、相手のやり方をまた分析して考えていかないといけないと思っていますが、まずは自分たちの積み上げてきているものを引き続き出していこう、ぶつけてみようという気持ち。またアグレッシブなプレーを選手に求めていきたい」と話した。

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